|
|
 |
緑内障とは、眼圧が高いために視神経が障害され萎縮するために、それに対応した視野が損われ、視力も低下していく病気です。
いったん萎縮を起こした視神経は回復しないので、緑内障を放置すると失明に至る上、治療に成功しても現状を維持するにとどまるので、早期発見・早期治療が大切です。

 |
普通、眼圧は15mmHg前後ですが、緑内障の人は21mmHgを超えることが多く、眼球内部の高い圧力で構造的に弱い視神経乳頭が圧迫されるのが一番多い原因と考えられています。しかし、最近は眼圧が正常値(10〜20mmHg)でも視神経が弱くて、緑内障となる人がいることがわかってきて(正常眼圧緑内障)注目されています。
緑内障は大きく、3つのタイプに分けられます。
|

 |
<先天緑内障> |
 |
| 生まれつき隅角に発育不全があり、房水の排出が妨げられるために起こる緑内障で、乳児の時にみつかります。 |
| |
|
 |
<続発緑内障> |
| 炎症やけがなど明らかな原因により起こる緑内障です。ぶどう膜炎や眼のけがなど眼に原因があるものの他、糖尿病による出血、他の病気の治療で使うステロイドホルモンの長期使用などがあります。 |
| |
|
 |
<原発緑内障> |
原因がはっきりしないものの総称で、中高年の人に多くみられ、緑内障の中でも最も多いタイプです。原発緑内障と続発緑内障は、房水の流れのつまり方により、さらに開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障の2つのタイプに分けられます。
◇ 開放隅角緑内障
隅角の奥にある房水を濾過する線維柱帯が目づまりを起こし、産生された房水が眼球内に徐々にたまって眼圧を上昇させるので、本人の気づかないうちに視野が狭くなる、慢性に進行する病気です。
◇ 閉塞隅角緑内障
虹彩が隅角に接触するたために塞がりやすく、眼圧が上昇します。完全に塞がると、急激に眼圧が上昇し急性緑内障発作を起こします。このタイプは、60歳以上の女性で遠視の人に多くみられます。年をとると水晶体が厚くなり、虹彩が水晶体に接触し隅角が狭くなるためです。 |

 |
緑内障は自覚症状が乏しい為、知らないうちに病状が進行していることも・・・ |
一般的に緑内障では、自覚症状が乏しく、知らないうちに病気が進行していることが多くあります。先天性緑内障の乳幼児では、目がみえていないような素振りや、別名「牛眼」といわれるように、眼球や角膜が大きく角膜は青味が強いか白濁して進行した状態でわかることがあります。
急性の緑内障発作時には、眼の痛みや頭痛、吐きけ、
白目の充血、眼のかすみなどの激しい症状を起こし、
かぜと間違われることもあります。
発作の時は、時間が経つほど治りにくくなるため、
すぐに治療を開始し、眼圧を下げる必要があります。 |
|
|